【兵庫県・播磨地域】逢色【Lifetime Blues】

※こちらの記事は作詞・作曲を手がけるミュージシャンの三木雄輝がかいた曲を聴きながらエッセイを楽しむことができます。是非音楽とともにお楽しみください。(音量注意)


寒いな。

そう呟いた言葉に白い色がついた。

もう冬?

気づけば一年は、もう締めくくられようとしてる。

今年を思い返してみる……。

 ‘出会い’ の一言に尽きるな。

結局、毎年そうなんだけども……。

でも今年は特に、だったかもな。

兵庫県 姫路市 淳心 ミュージシャン 三木雄輝 ライティング エッセイ

地元である姫路に頻繁に帰ってくるようになった私は、そこで多くの仲間ができた。

姫路には高校を卒業して以来あまり戻っていなかったので、全く知らない世界のようだった。

そんな故郷で、素晴らしい時間を過ごせる人たちと新たに出会えるなんて思ってもみなかった。

paletteにこうして連載を持つことが出来て、徒然と胸のうちを書き留めている今もその喜びを実感している。

「出会いは人生を彩る」。

使い古された表現ではあるけれど、色とりどりの人生が交差したとき、身をもって感じた。

今年もまた、幸せだったな。

兵庫県 姫路市 淳心 ミュージシャン 三木雄輝 ライティング エッセイ

私は音楽を仕事にしている。
出会った仲間と飲み明かし、演奏で心を交わし、共に魂を削り合う仕事。
そうした行為から生まれた音楽はまぎれもない有機物で、出会ってくれた全ての人たちで形成された、感性のアウトプットだ。

今までの人生が音に表れる。

奏でてきた音色は、全ての交わった人たちと作り上げられたものであり、感謝に堪えない。

もちろん美しい音色だけではなく、今後も試練の音をたくさん聴くことになるはずだ。

でも、苦しいことや辛いことに怯えて生きていても仕方がない。

出口のない夜や雨ざらしにされた日々が授けてくれるものは多い。
負の感情を昇華して幸せに変えるのも私の仕事であると思っている。

落ち込んでいる最中はそんなこと思い出す余裕もないから、これもまた、冬の寒さの記憶とともに書き留めておくことにする。

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この記事を書いた人

三木 雄輝

1993年 兵庫県姫路市生まれ。姫路市の淳心学院中高等学校を卒業後、神奈川県川崎市の洗足学園音楽大学に進学。
卒業後、東京を中心にギタリスト・作詞作曲家として活動中。2015年 エマージェンザジャパン ベストギタリスト賞受賞。美しい言葉をギターサウンドに乗せた耽美的なロックを追求。趣味は執筆と写真を撮ること。