【兵庫県・加古川市】学生にも開かれたまち、加古川へ

初めまして。こんばんは。
播磨の魅力を発信するメディア「palette」のライター、しゅーたです。この度、数々のステキな巡り合わせで「palette」にライターとして参加させていただくこととなりました。

自分なりの思いをこのメディアを通して発信していけたらと思いますので、応援よろしくお願いします。

意識してこなかった加古川の存在

さて、今回のテーマは「学生からみた加古川」です。
編集長から直々に「地元で生まれ、地元で育った若者として、地元がどう見えるかといったコラムを書いて欲しい」と依頼を受けました。しかし、二つ返事で了承したのはいいものの、ここで1つの疑問が。

「加古川について深く考えたことあったっけ……?」

そうなんです。高校卒業までの18年間、加古川で育ってきたにも関わらず、自分の生まれ故郷について深く考えたことなんてなかった。僕にとって、加古川は意識しない存在だったんです。
ただ、少し前にちょうど加古川について考える機会があったので、今回はそのことについて書いていきます。

大苦戦の地元プレゼン

大学に入学してすぐの頃、講義の中で「自分の地元についてプレゼンする」という時間がありました。
ろくに準備時間も与えられず、即席の口頭プレゼン。講義には20人くらいの学生が出席していて、大半は中国、四国地方出身でした。恐らく、加古川に来たことなんて無い人たちです。

兵庫県出身はたったの3人。
完全に詰んだと思いました。
知名度では全く勝てない。

加古川を全く知らない人相手にどうしたら魅力を伝えられるものかと頭を悩ませつつ、僕は著名人を武器にして戦うことにしました。
意外と多いんですよね、加古川市出身の著名人。
「行列のできる法律相談所」に出演されていた住田弁護士然り、大手チェーン「丸亀製麺」の社長さん然り。僕は数々の著名人の中から3名をピックアップして紹介することにしました。
まず、女優の上野樹里さん。
次にお笑い芸人の陣内智則さん。
最後にお笑い芸人であり、僕の母校のOBさんでもあるレイザーラモンHGさん。

どうやら最後の人選が良かったらしく、ウケてました。終わりにかつめしというB級グルメがあるから食べに来てねと言葉を付け足しプレゼンを締めました。果たしてこれが加古川市のプレゼンになっているのかは怪しいところですが、「面白かった」と言ってもらえたので許してください(笑)

魅力の伝えにくさに気づく

このプレゼンで気づいたのは、学生にとって加古川は魅力がわかりにくくアピールしづらい地域だということ。

ただ、ここでいう何もないという表現は、観光名所や娯楽施設などの場所が無い、見つけにくいという意味合いがかなり強いと思います。放課後や休日に遊びに行けるところが加古川にはほとんどない。僕も高校生の頃は、神戸や姫路に行くことがほとんどでした。加古川で遊ぶとなれば、カラオケか映画館に行くかの2択。学生にとっては娯楽施設や観光名所がない=何もない」という式が成り立ってしまうんです。高校時代の友人たちと加古川の話題になったときも「何もないからなぁ」が決まり文句でしたから。なので、僕も今回のプレゼンでパッと面白い場所、イベント、グルメが思いつかず著名人に逃げてしまいました。

本当に加古川は何もないところなのか?

しかし、あらためて考え直してみると本当に加古川が何もない場所なのかというと、そうでもない。市民主導型のイベントはかなり多く行われており、実際に僕もスタッフとして関わったこともありますし、参加者として見に行ったこともあります。

「鶴林寺光とアートフェスタ」ダイジェストムービー。学生も多く関わっていたイベントです。

また、今では自分で学生・若者のための音楽フェスを企画しようとしています。

「wakaba.」のメンバーたち。

・「wakaba,」の詳細
「カリスマ性が無くても、自分には自分の『やり方』がある」【wakaba.代表:藤原 周大】

では、何が「加古川には何もない」と思わせているのか。

恐らく、「魅力の伝わりにくさ」だと思います。イベントのイメージ、雰囲気がいまいち伝わりきっていない。いくらビラを駅や学校で撒いたとしても学生にとっては景色に溶け込んでしまうんです。学生に限った話ではないかもしれませんが、〈何〉をやっているかだけでなく、〈誰〉がやっているかも重視している人が多い。現在企画している「wakaba.Fes in 播磨」も僕が発信した場合と、行政が発信した場合では集まり方が大きく違ったでしょう。

知り合いが関わっているから、見に行こう、参加してみようって学生の中では自然な動き。だからこそ、学生や若者、社会人が繋がりをもてるコミュニティづくりが重要になってくるはずです。極端に言ってしまえば、みんな知り合いになる。そういった都会にはできない地域特有の盛り上げ方を実現していくことで加古川の魅力を認識してもらえるのではないでしょうか。

学生にも開かれたまち、加古川へ

現状、学生にとっての加古川は観光名所や娯楽施設の少ない住むためのまちです。
その一方で市民が主体となったイベントが毎週のように行われており、魅力的な人がたくさんいる。
しかしながら、イベントや人の情報は学生のところまで十分に届いてはいません。なぜなら、学生の身近な人が関わっていないから。学生が親近感の湧く輪をつくっていくことで、「帰りたくなるまち、加古川」になるはずです。そのためにも、wakaba.では学生が色々な人と関われる機会を作っていこうと思います。

Follow me !!

お仕事(インタビュー・取材など)の相談は
こちらから。

この記事を書いた人

藤原 周大

1999年兵庫県生まれ。加古川東高等学校卒業。現在、岡山大学教育学部で小学校教員免許取得のために学ぶ傍ら、今年5月には播磨を盛り上げる若者の団体「wakaba.」(わかば)を立ち上げ、代表としても活動中。paletteでは地元加古川の記事を担当する駆け出しのライター。「反省すれども後悔せず」をモットーに、様々な面白いことに挑戦してるとかしてないとか。好きな言葉は「下手の横好き」