こんばんは。
播磨の魅力を発信するメディア「palette」の編集長、ロペスです。
営業スタイルを確立すべく、ひげを剃りました。これで全方位どこから見ても営業マンです。
編集長動向
18日はお昼に編集長日記を書いてその後人生初の西宮北口へ。塾の強豪がひしめく魔都だと聞いていましたがこれほどとは……。
聞くところによると学力の高い層が多いとのことですが、そういった子たちは中学受験のタイミングで市外へ出てしまうそう。うちの地元である奈良県も似たようなところがあって、東大寺学園をはじめ西大和学園、奈良学園と名だたる中高一貫校がありましたが、県内には国立の大学が奈良女子大、奈良医大、奈良教育大の三つしかないため、だいたい県外に出てしまうんですよね。若い人が地域で学び活躍できるような環境を整えるって大事。
西宮へは友人と飲むためにやって来たので、まちの姿をゆっくり見て回るのは次の機会においておきました。
今日は教員時代からの友人である岡村くんと。
イヴァン・イリイチ、パウロ・フレイレといった脱学校論の書籍を数多く読み、教育とはなにか、何のための教育なのかを深く考えてきた人です。
この日は「不能化」や「人の限界」について話をしました。
「不能化」とは科学技術が発展することで人の機能が低下することを指します。
たとえば車が発明されたことで徒歩移動の時間が減り、足の筋力が衰えてくるといったこと。便利なものがもてはやされますが、その結果自分たちの力を奪っているのではないかといった考えも頭の片隅に置いておいた方が良いように思いました。
「人の限界」については科学技術はもちろん、権力や財力といった話題も。人がコントロールできる力には限界があり、それを超えたものを生み出していまうと制御ができなくなってくる。権力や財力に関しても、自身の器を大きく上回った場合は力に喰われかねない。
メディアをやっていく上で、自身の器が自身の持つ「影響力」に負けないよう、日々人間を高めていこうと強く思いました。
その後は山本哲士さんについて話を聴いたり、現在の勤務校での話を聴いたりしました。

彼のように新しい学びや気づきを与えてくれる人と一緒にいると本当に勉強になります。岡村くん、また飲みに行こうね!
20日はコワーキングスペースmoccoにて勤務。
paletteの今後の動きについて代表の梶原と相談をしました。
農耕型のビジネスはどうしても収益化までに時間がかかるので、狩猟型ビジネスへシフトしようと話しました。
paletteは一から育てている農耕型のビジネスモデルで時間がかかる。まずは商品として出来上がっているコワーキングスペースmoccoの利用者を増やす方向で動いて欲しいとのこと。おっしゃることは最もなので、今後は営業として動いていこうと思います!
出会った人
私立の学校に務めている友人、岡村くん。以前個人ブログで何度かインタビューをさせていただきました。
食べたもの
おにく!食べました!
聴いた音楽
「Girls」。一時ドハマリしてました。
読んだ文章
加古川の学生ライター、藤本くんの記事。
本当の「価値」とは
エンタメの選択肢が増えた現代は『時間』の価値が高騰していて、『30分で読み終える本→薄っぺらい→損』から『読むのに2日かかる本→時間を奪われる→損』と価値観が変わってきている。
本分より。
コンテンツに対して鋭い視点から言及されています。合わせてこちらの記事も。
コンテンツを選ぶとき、『しんどさの回避』を基準にする人は、最近増えてるんじゃないかなと思ってます。 たとえば、いま流行っている『キングダム』を読みたい気持ちはあるけど『55巻もあるから読む気がしない』っていう人、いませんか?
本分より。
たしかにいる……。遊ぶのにも当然体力がいるのですが、みんな楽な方楽な方へと進み、コンテンツもそういった形に進化?しています。これってどうなんだろうと一日中考えていました。
笑ったこと
私は電車で読んで大変なことになりました。
考えたこと
お金稼ぐのって難しい。