特別な「何か」が無くたって、わたしはわたしを一所懸命生きている。

「いつからpaletteは意識高い系メディアになったの?」

兵庫県播磨地域を盛り上げることを目的にpaletteを立ち上げて2年目。そういった声がちらほら耳に入ってきた。

「意識高い系」といった言葉が嫌いだ。
頑張っている人を応援するメディアとして、努力を嘲笑するような風潮はクソくらえだと思っている。口が実力を上回っていようが、端から見て気に入らないと思おうが、頑張っている人の足を引っ張っていい理由にはならない。

「意識が低い」といった言葉も嫌いだ。
みんな程度こそあれ、社会に出れば修羅場を経験するし困難な状況にも直面するだろう。そういった中で一人ひとり一所懸命に両足で踏ん張って日々生きている。SNSで目立たない、周りから注目を浴びないからといって、それは人の真価と全く関係無い。

「意識の高い低いって何やねん」

自分の中のモヤモヤを持て余しながら、事あるごとに「そんなことねえよ」と返していた。
ただ、内心「paletteが意識の高いメディアになった」という指摘には自分自身納得がいく部分もあった。

「paletteってキラキラしていますよね」

「みんな自分とは違ってすごいなあっていうか……」

そんな話を聞く度に、「あれ?おかしいぞ?」と思う機会が増えた。
俺ってこんなメディアを作りたかったんだっけ?

地域には様々な魅力(色)を持った人がいる。それらを引き出して彩り豊かなメディアに育てるのが目標だった。でも今のpaletteを読んでいると「特別な『何か』」を持った人だけのものになってしまっているのではないか……?

目立つ色や派手な色だけでなく、日常の優しい色も乗せていけるpaletteであるために。もう一度原点に立ち返り、一部の人のためだけでなく広く開かれたメディアを目指そう。

paletteでは、今月から優しくも力強い文章を書くライターの力を借り「日常」をテーマにした連載を開始します。
メッセージは「わたしはわたしを一所懸命生きている」
背伸びをせず、自分の生きた一日を慈しめるような記事をお届けします。是非お楽しみに。

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この記事を書いた人

ロペス

1992年、奈良県生まれ。少年の心を忘れない26才児。paletteの編集長兼ライター。通称「ロペス」。畿央大学教育学部を卒業後、東京の人材派遣会社に就職。その後小学校教諭、塾講師、認定子ども園保育補助を経て現職。人、モノ、場所の魅力を引き出し、記事として発信するため日々奮闘中。目下の悩みは「終わらない成長期」。ダイエット方法募集中。