「好奇心」を枯らさない【駆け出し編集長の仕事術】

こんばんは。
播磨の魅力を発信するメディア「palette」のライター、ロペスです。

つい先日、東播磨の魅力を発信している人(きらっとさん)を紹介するメディア「kokora」さんにインタビューしていただき、その記事が掲載されました。何がそんなに楽しいのか、明らかに不自然な爆笑写真がサムネイル画像になっております。

笑いすぎ。

インタビューでは、paletteについて

「なぜメディアを立ち上げたのか」

「どういった目的で運営されているのか」

といった話がコンパクトにまとめられ、読みやすい記事に。ご興味のある方は以下のリンクから飛べますので、是非ご一読くださいませ。

奈良から移住して、加古川を盛り上げる編集長兼ライター、ロペスさん

さて、肩書だけは立派に「編集長」を名乗らせていただいておりますが、メディアを立ち上げてたったの半年。まだまだ駆け出しの身です。そんな自分が地域に出て、色んな人と関わり合いながらなんとかここまでやってこれたのは、ひとえに「ある武器」のお陰だと思っています。

加古川ライター、駆け出し編集長の仕事術。今回は対人関係、対コミュニティにおける「武器」についてです。

「戦場」はどこか。

武器について話す前に、まず自分が戦っている「戦場」について話さなければなりません。基本的にどの武器も、特定の環境下で条件が揃って初めて効力を発揮するからです。

現在私が編集長を務める「palette」では、イベントやメディア運営、記事執筆など手広く事業を手がけています。なので「何をしているの?」という仕事内容の部分は外から見ると結構わかりにくい。下手すれば「遊んでいるだけ」とも受け取られかねないわけです。

……いやいやいや、遊んでないよ。
楽しんでいるけど、楽ではないよ。
色々頑張ってるから……!!

私が今やっているのは「地域を盛り上げる」こと。
それが仕事内容であり、事業のミッションです。いわゆる「地域コーディネーター」ってやつですね。この仕事、「何」によって地域を盛り上げるのかが肝で、それにより取り得る方法は多岐にわたります。

「人」で盛り上げるなら教育、人材育成、福祉、コミュニティ形成といった方法。
「経済」ならローカルビジネスの起業、地場産業への投資、活性化。
「観光」を軸にするなら情報発信、ツアー企画、地域資源の保全など。

着眼点によって手がける事業の分野が全く異なるんです。これがこの仕事の面白いところ。同じ地域コーディネーターという仕事でも、地域の特性、コーディネーターの専門性、着眼点によって、アプローチの仕方が全然違う。

我々「palette」に関しては、「人」に着眼点をおいて事業を行っています。地域プレイヤーたる「人」を発掘し、その魅力を発信。その後ファンコミュニティの形成、ビジネスの創出といった流れの活動が中心になっています。

つまり、現在の私の「戦場」は地域。
そしてそこにあるコミュニティです。

対「人」「コミュニティ」における武器

結論から言うと、対「人」「コミュニティ」において、今のところ最大の効力を発揮している武器が「好奇心」です。もうこれだけでやって来たといっても過言ではない。

地域コーディネーターという仕事柄、関わる「人」や「コミュニティ」は本当に多種多様。色んな職種、立場、思想を持った方々と日々関わっています。そんな中で相手からよく評価されるのがこちら。

「ロペスって、だいたいの話題について来られるよね」

というもの。もうね、率直に言って超ウレシイ。ほめられて伸びる、フルスペックゆとり編集長ロペス。乱高下の激しい自己肯定感は、皆様の温かい評価で維持されています。

本題からそれましたが、この「話題について来られる」というのが今回のポイント。よく話題について来られるかどうかという話で、「知識」の有る無しが語られがちなのですが、私は「知識量」より「好奇心」がものを言うと思っています。

考えてもみて下さい。26歳の若造が、地域で根を張って何十年ビジネスをしてきた先人と知識量で競ったって、正直なところまともに話ができるわけがない。どこまで行っても、所詮素人なんです。

じゃあどうするか。
聞くしかない。
学ぶしかないんです。

自分はその分野の人間じゃないから全くわかりませんで済めば話は楽ですが、人とつながって進めていくこの仕事でそれを言っちゃおしまいです。

「自分はまだ浅学で、あなたとそのことについて語れるほどの知識は持っていませんが、興味はあるのでこれから学んでいきたいです!」

この姿勢が、この「好奇心」が、人とつながる上での武器になるんです。

「好奇心」が壁を溶かす

自分、あんまり「壁を壊す」といった粗野な人間関係の作り方は好きじゃないので、「溶かす」ような自然な感じで壁を無くす方法が好きです。そのために欠かせないのが前述の「好奇心」。

特に「はじめまして」の入り口において、この武器は最大の効力を発揮します。
例えば相手が趣味の話を切り出したとしましょう。

「私釣りが趣味でして……」

「へぇ〜。そうなんですね。よろしくお願いします」

これで話が終わる。もう最悪のパターンです。
「あ、この人自分の話に興味ないんだな」とめでたく「合わない人」認定いただいておしまいです。

もったいない!
非常にもったいない!
そこで「どこに釣りに行かれるんですか?」とか「最近釣った魚で一番大きなものはなんでしたか?」とか、いくらでも会話の広げようがあるのに!

釣りについて知っているかどうか、そんな「知識」の話ではないんです。知ろうとしているかどうかなんです。好奇心から出てくる「問い」。これがあればいくらでも話は弾みます。

相手が自分に興味を持って話を聞こうとしてくれている。こうした態度をこちらが心がければ、知識量の差は会話においてさほど問題になりません。向こうも親身に聞いているこちらの姿勢を見れば、ていねいに教えようって気になりますから。

私はこの仕事において、「好奇心」とそこから来る「問い」で何とかここまでやってきました。無知で無教養で浅学ですが、それをハンデにしないだけの好奇心があれば何とかなります。初めは全くわからないことでも、好奇心を持って聞いていれば、人から学び、書から学び、ある程度の知識も後からついてきますし。

対人関係、対コミュニティにおいて、自分の無知や浅学に卑屈にならず、変なプライドを捨て、「好奇心」のままに「問い」を立てて相手との関係をつなげること。

これが今のところ、自分の中で最大の武器として機能していて、大事なことなのではないかなと思っています。

まとめ

そもそも、何故私が「好奇心」を大切にしているのかというと、ある有名な一人の女性の言葉に感銘を受けたからです。

「私のように、年老いた、教育を受けていない、孤児院で育った無学な女でも、まだ1日にひとつぐらい花の名前を新しく覚えることはできる」

ガブリエル・ボヌール・シャネル。またの名を「ココ・シャネル」。

20世紀を代表するフランスのファッションデザイナーであり、言わずと知れたブランド「CHANEL」の創業者である彼女。過酷な幼少期を生きながらも学ぼうとする姿勢を失わず、終生「好奇心」を枯らすことなく生きたその姿勢に感銘を受け、自分も出来る限りそう在ろうとしてきました。

まだまだ駆け出しの身で若輩ではありますが、学ぼうとする姿勢、好奇心を枯らさずにやってこれたからこそ、今日に至るのかなと思っています。「好奇心」という武器、是非みなさんも活用してみて下さい。

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この記事を書いた人

ロペス

1992年、奈良県生まれ。少年の心を忘れない26才児。paletteの編集長兼ライター。通称「ロペス」。畿央大学教育学部を卒業後、東京の人材派遣会社に就職。その後小学校教諭、塾講師、認定子ども園保育補助を経て現職。人、モノ、場所の魅力を引き出し、記事として発信するため日々奮闘中。目下の悩みは「終わらない成長期」。ダイエット方法募集中。